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株式投資の解説と記録

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ディフェンシブ投資 米国高配当ETF HDV

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今年は世界的に株式市場が不調ですが、守りの投資をする際の方法をまとめました。


ただ私は今は守りの投資はしないですが、株式投資を休憩する時、 株式投資を引退する時はETFに切り替えようと思っています。

 

ETFとは何?


日本株でトヨタ株を買う、ソニー株を買うと言うのは普通の株式投資です。


この場合、もしソニーが良いと思ってソニーだけ買うと、ソニーに何か不祥事があった場合に目も当てられません。


そうなると、ソニー、トヨタ、日産、ホンダ、資生堂、、、 

たくさん買うとかなりの資金が必要になりますし、管理しきれません。

 

そこで便利なのがETFです。日経平均もETFとして色んな運用会社がETFにしています。


これを買うと日経平均の銘柄225社を一気に買うことが出来ます。

ETFは組み入れ企業全体のパフォーマンスなので、そのうちの1社に不祥事があって大きく下げても、ETFの価格には大きな影響はありません。


代わりに1社の株価は暴騰し2倍になっても、ETFの上昇も少ないです。

 

どのETFが良いの?


日本人には馴染みがある日経平均ETFを買っても良いですが、日本の企業が伸びていかないとETFの価格も上がって行きません。


日本の企業は残念ながらグローバルに活動してるところは少ないです。


また、最近はアベノミクスで日本の政府がETFを買ってくれて、日経平均が上がってましたが、この政策が終わればどうなるか想像してみてください。

 

そこで、私のお勧めはアメリカです。


アメリカ企業はグローバルで何十年も成長してる企業が多くあります。

 

アメリカの個別株でも良いのですが、やはり個別株はリスクがあります。


安定株の代表のようなジョンソン&ジョンソンもベビーパウダーなどに発がん性物質のアスベストが含まれてたとのことで巨額の賠償支払いの裁判をしています。

 

アメリカの企業に中でも、配当が高い企業だけに絞って組入を行なってるETFがあります。

 

それは米国株高配当ETF HDVです。

 

米国高配当ETFのHDVについてまとめ


このETF HDVは投資先75銘柄と分散先が少ないですが、安定して株価も上げてますし、配当利回りも常に3%を保持しています。


*下記データは2018年12月22日現在

ETF名称:iShares Core High Dividend ETF
ティッカーコード:HDV
運営会社:ブラックロック
上場先:ニューヨーク
保有銘柄数:75銘柄
直近配当利回り:3.37%
手数料:0.08%
公式サイト:https://www.blackrock.com/investing/products/239563/ishares-high-dividend-etf#/


*組入銘柄トップ10と比率:
エクソンモービル(XOM)8.92%
ベライゾン(VZ)7.92%
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)7.21%
ファイザー(PFE)6.4%
P&G(PG)6.34%
シェブロン(CVX)6.31%
コカ・コーラ(KO)4.98%
シスコシステム(CSCO)4.43%
メルク・アンド・カンパニー (MRK)4.36%
ペプシコ(PEP)4.12%

 

名前を聞いたことのある企業ばかりです。


価格推移:

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HDVチャート https://finance.yahoo.comより引用

*上記チャートはhttps://finance.yahoo.comより引用しています。

 

価格は多少の下げがあっても、基本的に右肩上がりです。


私の投資では、資産を大きく増やすには集中投資し、成長株の上昇トレンドに乗るのが効率が良いと考えています。


まだまだ攻めの株式投資はしていくつもりですので、直ぐにETF投資に方針を切り替えることはないと思います。


しかしながら、ある程度資産が膨らんだ時には、分散しディフェンシブ株に切り替えたいと常々考えています。