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ヤム・ブランズ株 ケンタッキーを運営する米国企業(Yum! Brands)ピザハット、タコベルも運営

ヤムブランズは、ケンタッキーフライドチキン、ピザハット、タコベルを運営するグローバル企業です。

 

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【動画の内容】
1)ヤム・ブランズについての概要
2)世界の店舗数
3)日本のKFCとの関係
4)2018年の業績
5)2019年の業績
6)株価
7)ヤム・チャイナについて
8)ヤム・チャイナの業績
9)上海のタコベルに行った話

 

ヤムブランズについて

企業名:YUM! Brands, Inc.
上場市場:ニューヨーク証券取引所
ティッカーコード: YUM
本社:アメリカ合衆国ケンタッキー州
設立:1997年
事業内容:ファーストフードレストランの運営
主要ブランド:KFC、ピザハット、タコベル
売上:56億8,800万ドル(2018年)


ヤムブランズはアメリカ合衆国ケンタッキー州ルイスビルに本社を置き、世界140か国以上で48,000店舗を運営するレストラン企業。

 

ヤムブランズのトピック

1)ヤム・ブランズのミッションは、世界で最も愛され、信頼され、成長の早いレストランを作る事


2)ヤム(YUM)とは美味しいと言う意味で、英語の単語。子供がおいしいと言うときにYummy(ヤミー)


3)英文名はYum! Brands, Inc.です。企業名にビックリマーク(!)


4)メインのレストランはKFC(ケンタッキーフライドチキン)、Pizza Hut(ビザハット)、Taco Bell(タコベル)


5)元々は飲料メーカー ペプシコの子会社。2001年にニューヨーク証券取引所に上場、2002年5月にヤムブランズに社名を変更。


6)1997年に飲料メーカーのペプシコからスピンオフした当初、アメリカ合衆国以外の地域からの営業利益は約30%、2018年は営業利益の54%が海外から得ている。


7)世界中に150万人がヤムズブランズのレストランで働いている。

 

日本KFCとの関係

1)日本KFCは、フランチャイザーとなり国内のフランチャイジー(FC加盟店)に対し、KFCブランドのサブ・ライセンス権を供与し、ロイヤルティ収入などを得ている。


2)米国のヤムブランズとの資本関係は無い。


3)三菱商事が日本のKFCの筆頭株主

 

2018年通期決算

売上:56億8,800万ドル(前年比:約マイナス3.3%)


営業利益:22億9,600万ドル(前年比約マイナス17%)


利益:15億4,200万ドル(前年比:約15%増)


EPS:4.69ドル(前年3.77ドルからの約24%増)


配当:1.44ドル(前年0.90ドルからの60%増)

 

売上は3.3%減少、営業利益17%も減少していますが、企業所得税が減っていて、最終利益は24%増加。

 

売上構成
自社の売上:20億ドル
フランチャイズと資産の売上:24億ドル
フランチャイズの広告とサービス:12億ドル

 

ブランド別営業利益


・KFC
営業利益9.59億ドル
営業利益率:36.3%
2018年に87か国で1,558店舗を新規オープン

 

・ビザハット
営業利益3.53億ドル
営業利益率:35.3%
2018年に76か国で860店舗を新規オープン

 

・タコベル30.8
営業利益6.33億ドル
営業利益率:35.3%
2018年に94国で309店舗を新規オープン

 

ヤムチャイナについて


1)2016年11月1日に中国事業は切り離して、ニューヨーク証券取引所にスピンオフ上場。


2)会社名はYum China(ティッカーコード:YUMC)


3)ヤムブランズの売上56億に対して、ヤムチャイナの2018年の売上が84億ドル。
しかし、利益は7億ドル。本社のヤムブランズの利益15億ドルの方が大きい。


4)ヤムチャイナはヤムブランズにライセンスフィーを払っているから。


5)2016年11月のスピンオフ前はヤムブランズの売上には、ヤムチャイナの売上が含まれていたが、現在は中国の売上はヤムブランズには含まれていない。ロイヤリティーを得ている