中国のシェア自転車
先日歩いていたら、シェア自転車が山積みになれて、こんな状態になっていました。シェア自転車のサービスは、性善説で利用者のモラルに頼ったものと思います。
初めてシェア自転車を知ったときは、このシェア自転車の利用が中国のモラルを向上させる教育の一つになると思いました。
ただ実際はなかなか厳しそうです。中国だけでなく日本でもシェア自転車は利用者のモラルは中々厳しいと思います。
中国の新4大発明の一つ、シェア自転車ですが、上海で生き残ってるのはMobikeとofoの2社くらいです。
新4大発明とは、スマホ決済システム、シェア自転車、ネット通販、高速鉄道です。
高速鉄道はまあ、発明なのかと思いますが、スマホ決済とシェア自転車は確かに中国では消費者が普通に使うようになっています。
スマホ決済があったからこそ、シェア自転車を作ることが出来たと思います。
私もほぼ毎日シェア自転車を使っています。
以前なら歩くかタクシーに乗っていましたが、今は少しの距離でも自転車があれば乗ります。タクシーは中々捕まらないし、タクシーの運転手とコミュニケーションをとるのがめんどくさいので、自転車で移動します。
また北京や広州といった知らない土地へ行った際は自転車でホテルの周りを回ってみてるので非常に便利です。アカウントは中国全土共通です。
先日蘇州へ行きましたが、シェア自転車を見かけなかったです。蘇州は無いのかなあ。
Mobikeとofoの両方を使っています。個人的にはMobikeの方がペダルが軽いので好きです。
一時期は爆発的にシェア自転車が増えて、上海で少なくとも5社以上はシェア自転車を運営してたと思うのですが、昨年後半くらいからどんどん淘汰されて、使われなくなった自転車が道路の端に放置されてるようになりました。
ニュースに出ているように運営会社は利益が出なくてキャッシュなくなったようです。
利用料金が30分や1時間で0.5元(日本円で約8円)で自転車の維持費などペイできるように思えません。
私としてはシェア自転車は便利なので、料金を値上げして、例えば1時間3元でも構わないので、サービスを継続して欲しいと思っています。
シェア自転車で上場するのは無理でしょうね。