金融・経済を題材にした漫画4作品
今日は金融・経済をテーマにした漫画をご紹介いたします。
私は子どもの時は本を読むのが苦手で、漫画も殆ど読んだ事がありませんでした。
株式投資を始めてからは色んな本を読むようになったのですが、漫画は人生で200冊も読んだ事が無いと思います。
そんな数少ない読んだことのある漫画の中から、読むことによってファイナンスの勉強になると思う作品をご紹介します。
インベスターZ
三田紀房(作)
優秀な生徒が新学校に入学するのですが、そこには投資部があり、投資の利益で運営されている高校でした。
彼は野球部に入るつもりでいましたが、無理やり投資部に入部させられてしまいます。
全く投資を知らなかった彼は先輩から投資を学んで、凄腕の投資家になってきます。
この本を読むとお金とは何か、投資とは何か、株とは何かなど金融を一通り学ぶことが出来ると思います。
また漫画には実在の人物もキャラとして登場します。ホリエモンやDMMの社長、ZOZOタウンの前澤社長など登場し、事業について教えてくれます。
かなり取材をして、内容を練って書かれた作品だと思います。
この著者のドラゴン桜も非常に良かったですが、インベスターZはもっと良い作品だと思います。
投資の初心者も経験者も皆さん読むべきと思います。
闇金ウシジマくん
眞鍋昌平(作)
タイトルの通り闇金経営の話です。沢山の債務者が登場しますが、みんなどうしようもない人達ばかりです。
金融リテラシーが全くないし、だらしないし、目先のお金や快楽しか追っていません。現代の日本の闇を見ることが出来ます。
ナニワ金融道
青木雄二(作)
人の良い主人公が消費者金融に就職し、先輩や社長に怒られながら、取立て屋として育っていく物語です。
元SMAPの中居正弘氏が主演でドラマにもなったことがあります。
手形、商品先物、金融詐欺など日常生活では関わりの無い事柄が学べます。
お金の怖さを知ることが出来ます。
お金の取り立ては厳しくしますが、主人公は人が良く、なんと言うか人情を感じられる話が多いです。
ミナミの帝王
天王寺大、郷力也(作)
ミナミとは大阪市の難波周辺のことを言います。
大阪の難波で闇金の社長とその手下の話です。
以前は実写版で竹内力氏が主演していた時は、強面でめちゃくちゃ派手なスーツを着て、高級車に乗って取り立てに行くのが大阪らしいなあと思いました。
バブルの時にはこんな風貌の不動産屋や金融の人達がいっぱい居たんだなあと思います。
お金の話は大阪が舞台の方が、がめつい感じがあって合うと思います。
この作品でも手形や連帯保証人と言ったことが学べます。