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女性が強く、楽しんでいる中国 年に5回の記念日

中国で住んで仕事をするようになって思うのは、20代半ばから30代前半の女性は、ビジネスでも日常生活でも、立場が強く、現代の中国で非常に楽しく生活していると言う事です。

女性が強く 楽しんでいる中国

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中国では男女が平等で女性は男性と対等に仕事をします。

 

女性だから日本のOLのようにバックオフィス的な事務仕事だけをすると言うのではなく、女性でも研究開発や営業の仕事で活躍しています。

 

奥さんの方が旦那さんより稼いでいる事も普通にあります。

 

上海では結婚をすると、男性が家事(料理や掃除)をするのが当たり前になっています。

 

また、日本のように専業主婦と言うのはあり得ません。

 

私の思い込みかも知れませんが、都会に住む20代半ばから30代前半の都会に住む中国人女性は非常に楽しそうな人生を送っていると思います。

 

20代半ばから30代になれば仕事も出来るようになって、給与もそこそこ貰えるので、習い事をしたり、海外旅行に行ったりと楽しんでいます。

 

既婚の女性は旦那さんが家事など全てやってくれますし、20代、30代前半の独身女性は若いので男性にモテますし、今はインターネットで情報を取れるので世の中を良く知っています。

 

男性から年間5回のプレゼント

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日本では男性から女性、女性から男性へのプレゼントはお互い交換するものです。


中国では男性から女性にプレゼントを渡すことはあっても、女性から男性へ物を贈ることは殆どありません。

 

1年間で男性から女性に物を贈る記念日は、5回あります。

 

男性は大変ですね。

 

①情人節(2月14日 バレンタインデー)

日本では女性から男性に義理チョコや本命のチョコを渡しますが、このようなチョコレートを渡す習慣は中国ではありません。日本だけの習慣です。


バレンタインデーは中国では男性から女性にプレゼントを贈る日です。また、義理チョコのような義理でプレゼントを贈るようなこともありません。

 

②女人節(3月8日)

この女人節は国際女性デーに基づいた日で、中国でこの日は女性は半日出勤になります。

 

午後は帰宅して構いません。ちなみに男性が半日出勤になるような日はありません。

 

女性だけの特権です。

 

この日は男性は女性にバラの花とプレゼントを贈ります。そのため、街中でバラを売る出店が多くあります。

 

⓷七夕女人节(旧暦の7月7日)

中国の七夕は旧暦で行われるので、毎年日が変わります。

 

七夕は中国のバレンタインデーと言われていて、カップルで過ごすイベントになっています。この日も男性から女性にプレゼントを贈ります。

 

④クリスマス(12月24日)

クリスマスも当然のことながら、男性から女性にプレゼントを贈ります。

 

⑤誕生日

誕生日も当然のことながら、男性から女性にプレゼントを贈ります。

 

上記のように男性から女性へ物を贈る日が、1年に5回もありますから、男性は大変だと思います。

 

男性が全ての経済的な負担をする中国

中国では普段のデートで、男女で割り勘はありえません。

 

全て男性が支払いをするのが当たり前です。

 

日本では男性だけが支払いをすると、女性は気を使いますし、男性ばかりが支払いをしていると、騙されて貢がされてるのではないかと思われますが、中国では男性が経済的な負担をするのは当たり前とされています。

 

また、上海では男性は結婚をする条件として、マイホームと車を準備しておかなければなりません。

 

結婚をする前の男性ですから、まだ若いです。

 

それでも結婚をするために、マイホームを買う必要があります。

 

最低マイホームを持ってないと結婚が出来ませんので、男の子の親は子供のために家を準備するためにかなりの苦労をします。

 

男性は見た目よりも、お金を持っている事の方が重視されていると思います。

 

お金、お金って、どうなのかなと思うのですが、考えてみれば、仕事が出来てお金を持っていると言うのは、数値化出来ます。

 

ある意味、明確で分かりやすいかなと思います。

 

愛する気持ちと言うのは数値化出来ないですし、見た目と言うのは生まれ持ったものなので不平等と考えるかも知れません。

 

とにかく男性は稼げばチャンスがあります。

男女比率のアンバランスは男女共に辛い

女性のいない世界 性比不均衡がもたらす恐怖のシナリオ(マーラ・ヴィステンドール 著)に書いていましたが、男性の数の方が女性より圧倒的に多くなっています。

 

理由は、中国は35年以上一人っ子政策を行ってきたので、多くの家庭で後継ぎのために、男の子が必要とされ、男女の比率が歪になってしまいました。

 

中国では子供が生まれるまで、医者は子供が男の子か、女の子かを言うことは出来ません。(裏で少しお金を包んで渡せば教えてくれますが)

 

2016年末時点で、女性を100とした場合、男性は104人ほどいるようです。田舎に行けばこのアンバランスはもっと大きいようです。

 

男性にとってはお金を稼いで雄としての強さを見せて、少ない女性をゲットするしかないのです。

 

男性にとって厳しい競争社会です。

 

男性の方が圧倒的に多いと聞いた時に、女性は男性を選び放題で、女性にとって天国のような社会だと思いました。

 

でも現実は違うようです。

 

都会で働く結婚適齢期の女性は、給与が高く、自分の理想とする条件の男性を見つけるのは、そう簡単ではないようです。

 

これは日本でも同じですね。

 

日本でも中国でも高学歴で収入の女性は同じ問題を抱えてるんですね。

 

ハイスペックな女性は理想の男性を見つけることは難しいと言う問題はあります。

 

それでも、仕事が出来るようになり、中国の経済成長と共にこの10年で給与が毎年増えて、世間を知っいる20代半ばから30代前半の中国人女性は、現代の中国の生活を楽しんでいるように思います。

 

女性のいない世界 性比不均衡がもたらす恐怖のシナリオ

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  • 作者: マーラ・ヴィステンドール,大田直子
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