スシローGHD(東証3563)
日本株のスシローGHDについて調べましたので、まとめたいと思います。
昨日(2019年6月28日)に私はスシローGHD株を少し買いました。
様子を見てもっと買い増していきたいと思います。
スシローGHD株を買った理由は、大株主がスシロー株を手放したことで株価が大幅に下がったからです。スシローGHDの業績自体は好調なので、株価は元に戻ると考えての投資です。
6,500円以下で買っていきたいと思います。
過去の最高のPER28.99倍 X 昨年EPS実績276.9円=株価8,027円。
7千円後半で売りたいと思います。
スシローGHDとは?
スシローGHDは外食産業企業で、回転寿司のお店を運営する企業です。
この会社は以前上場していましたが、2009年非上場なり、その後2017年3月に再上場しています。
筆頭株主は神明HDと言う会社で、神明HDは同じ回転寿司を運営する元気寿司とスシローを経営統合するつもりで協議をしていました。
しかしながら、資本業務提携は解消し、神明HDが保有しているスシローGHDの株式約949万株(32.72%)のうち660万株(約22%)を市場に放出すると2019年6月18日に発表しました。
株を手放した後も神明HD はスシロー株を289万株(約9.97%)を保有し、引き続きスシローの筆頭株主を続ける予定です。
神明HDは元気寿司の株式を360万株(40.78%)も保有しています。
スシローGHDの概要
企業名:株式会社 スシローグローバルホールディングス
設立時期:2015年3月
資本金:1億円
代表者:代表取締役社長 CEO 水留 浩一
売上:1,748億円
従業員数:1,632名
事業内容:すしレストランの経営
所在地:大阪府吹田市
店舗数
日本: 513店舗
韓国: 10店舗
台湾: 2店舗
海外は韓国と台湾に出店しているのですね。
残念ながら私の住んでいる中国上海には店舗がりません。次回日本へ帰国時にスシローへ食べに行ってみたいと思います。
スシローGHDの株式の概要
銘柄コード:3563
上場市場:東京証券取引所
発行済株式数:29,012,496株
株主数:21,822名
時価総額:約1,865億円
単位株数:100株
株価:6,430 円(2019年6月28日終値)
株価過去1年高値:7,770 円
株価過去1年安値:5,620 円
PER(実績):23.21倍
過去の最高PER:28.99倍(2018年7月4日)
過去の最低PER:17.37倍(2018年2月8日)
PBR(実績):4.47倍
配当利回り(実績):1.32%
大株主5名:
- 株式会社神明ホールディングス:9,493,000株(32.72%)
- 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口):1,372,000株(4.73%)
- 全国農業協同組合連合会:1,111,000株(3.82%)
- 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口):825,000株(2.84%)
- J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. :477,000株(1.64%)
スシローGHDの業績
過去のEPS(1株利益)を見てみると、2016年の88.5円から2017年の253.2円と、2017年に大きく伸びています。
会社発表の中期経営計画(2019年9月期-2021年9月期)では
- 売上高:2,400億円
- 利益:100億円
売上成長率及び利益成長率ともに年10%超を目指しています。
3つの成長戦略
- 国内スシロー業態の出店拡大の継続
年間30店舗強の出店を実現 (国内スシロー業態は、スシロー通常モデル、スシロー都心型モデル、スシローコノミ)
- 新業態によるすし周辺市場の開拓
「杉玉」ブランドの直営・FCを併せた店舗拡大に加え、更に新しい業態の開発にも取り組む。
- 海外事業の本格的な展開
海外5カ国以上への展開、海外売上高200億円、海外店舗比率10%超を目指す。
スシローでは新鮮な食材を使うように、セントラルキッチンを持たずに、各店舗で材料を調理し、材料原価率50%以上で、お客さんに良いものを提供しているようです。
またITを使った徹底した効率化を図っています。
スシローGHDがIPOをした際の社長へのインタビューがユーチューブにあります。
回転寿司は不況にも強いと思いますし、今後も引き続き成長していくと予想されます。
日本国内は競争が激しいと思いますが、海外でも寿司は人気の食べ物ですし、海外への展開が期待できると思います。
上海ではま寿司がありますが、非常に人気でいつ行ってもかなり並んで待たないとなりません。
消費者の意見としては、中国進出も検討してほしいです。