最近の相場と4月に期待
3月26日(金)
ハンセンテックIndexは、プラス2.33%で終了したにも関わらず、その夜の米国市場で中国ハイテク株2倍レバレッジETFのCWEBはプラス1.95%しか上昇しませんでした。
また、この日の米国市場では、TME(テンセントミュージック)などの中国ADRが大きく乱高下しました。
後になってニュースで分かったのですが、韓国系ファミリーオフィスファンドの「アルケゴス」が大きなレバレッジを張っていて、中国株を投げ売ったようです。
このファンドの破綻の影響がクレディ―スイスやゴールドマンサックス、野村證券などの損失に波及し、週末に金融市場に不安をもらたしました。
また気になったのが、ナスダック100が最後の最後で大きな出来高と共に上昇しました。
ダウ プラス1.39%
ナスダック総合指数 プラス1.24%
S&P500 プラス1.66%
QQQ プラス1.5%
3月29日(月)
「アルケゴス」の中国ADRの投げ売りで、中国株に不安が出たのか、ハンセンテックIndexは、マイナス1.83%でした。
ダウ プラス0.3%
ナスダック総合指数 マイナス0.6%
S&P500 マイナス0.08%
3月30日(火)
「アルケゴス」の中国ADRの投げ売り、ファンドの破綻の懸念が無くなったのか、ハンセンテックIndexはプラス2.5%でした。
ダウ、ナスダック総合指数、S&P500は微妙に下げましたが、中小企業の指数であるラッセル2000が1.72%上昇し、テスラも3.98%上昇。中小企業が買われると言う事は、再び株式市場に資金が戻って来て、4月からある程度上昇していくのかと期待します。
アップル、グーグル、アマゾン、フェイスブックが引け直前に大きな出来高と共に、下落したのが気になります。