アマゾン・キンドル電子書籍リーダーのメリットと3機種の端末比較
今日はキンドル電子書籍リーダーのメリットとキンドルリーダー端末3種の比較について書きます。
私は読書は好きで、小説、ビジネス本、自己啓発本など色々読むのが好きです。
2005年から中国上海に住んでいて、キンドルを使う前は、日本に帰国する予定があれば、事前にネットで書籍を調べて、買う本をリストアップして、日本で本屋を回って本を買っていました。
本はとにかく重くて、出来るだけ小さくて軽い文庫本を買っていたのですが、ビジネス本はだいたいがハードカバーしかなく、大きくて重いです。
帰国時には本以外の荷物もあるので、一回の帰国で購入して持ち帰ることが出来る本は15冊程度でした。
それが今ではキンドルがあるお陰で、中国に住んでいながら、いつでも好きな本が無限に買うことが出来ます。
電子書籍が出始めたとき、ソニーのReaderや楽天のKoboもありました。
でもアマゾンが最後に生き残るし、本の種類も多いだろうと思って、キンドルリーダーを買いました。
私はアマゾンの顧客であり、株主でもあります。
アマゾンのキンドルストアから電子書籍を買うには、アマゾンのアカウントがあれば買うことが出来ます。
またキンドルリーダーと言う専用の端末を持っていなくても、パソコン、スマホ、タブレットに専用の無料アプリをダウンロードすれば、直ぐに読むことが出来ます。
ただスマホやタブレットで読むと目が疲れますし、バッテリーが直ぐに減ります。
またスマホで本を読んでいると、SNSの連絡が入ったりすると気になって読書に集中出来ません。
読書にはキンドル専用のKindle電子書籍リーダーを買うことをおススメします。
キンドル電子書籍リーダーのメリット
いつでも、何処でも本が購入可能
海外で日本の本が購入できると言う点が、海外在住者にとっていちばんです。最大のメリットです。
但し中国の場合は工夫が必要
他の海外と違っていて、中国国内からはアマゾンのECサイト及びキンドルストアにアクセスが出来ません。またキンドル電子書籍のダウンロードも出来ません。
中国政府がグレートファイアウォールと言うネット閲覧規制をしているからです。
アマゾンだけに限ったことではなく、フェイスブック、インスタグラム、LINE、グーグル、ユーチューブ、ヤフーJAPANの検索機能など海外の殆どのSNSや有名サイトに接続出来ません。
私が中国に来た当初は未だこれらのサイトに問題なくアクセス出来ていました。いつの間にか全て制限されてしまいました。
接続する方法はVPNと言う仮想専用線を通じて海外のサイトへアクセスします。
仮想専用線と聞くと大掛かりな感じですが、スマホやタブレット、パソコンにアプリをインストールするだけです。
ただVPNを通じた接続は通常のネットより速度が遅いです。
またVPNの接続ポイントも直ぐに切られるので、常に新たな接続ポイントに切り替える必要があります。
キンドル電子書籍リーダーにはVPNのソフトはインストール出来ないので、VPNを通したパソコンで電子書籍をダウンロードし、USB経由でキンドル電子書籍リーダーに本のデータを転送します。
軽い
私が持っているキンドル電子書籍リーダーは、キンドルPaperWhiteで182gです。
片手で持てるので、仰向けになって寝転んで本を読むことが出来ます。
紙のハードカバーの本だと片手で持って寝転んで読むのは無理です。
外で読書する際や、旅行などに持って行くのも軽いです。
本が嵩張らない
旅行に3冊本を持って行くとなると、紙の本では嵩張りますが、キンドルなら何冊持って行っても、キンドル電子書籍リーダーの端末1つで済みます。
家の中もスッキリします。
バッテリーが長持ち
普通のタブレット端末と違ってバッテリーがかなり長持ちします。
正確にどれ位バッテリーが持つのかわかりませんが、感覚的には毎日1時間読んで10日間くらい使えると思います。
使わなく放置している状態であれば、殆ど充電しなくても良いです。
目が疲れない
画面がパソコンなどと違って、電子ペーパーなので目が疲れません。
辞書機能付き
英語の本を読む際に、指で単語を長が押しすると、辞書が出てくるので、直ぐに意味が分かります。
紙の本ですと、一般本を置いて、スマホやPCで調べなければならず、読書の調子が狂って、集中出来ません。
好きな箇所をハイライトが出来る
好きな箇所をハイライトして保存し、後でまとめて見ることが出来るので便利です。
紙の本よりも安い
キンドルの電子書籍は紙の本より若干ですが安いです。
時々大セールがあり、私は漫画インベスターZを1-20巻まで一冊5円で買いました。
またキンドルUnlimitedに入っていれば、毎月980円を払えば、Unlimitedの対象の本が読み放題です。
他のディバイスと情報共有可能
キンドルストアで買った本は、キンドル電子書籍リーダーの端末、スマホ、PCと最大6端末までダウンロード可能です。
またスマホで読んだ際のメモ(ハイライト)や付箋は、他の端末で開いた際にWi-Fi経由で同期され、共有されているので、同じものを見ることが出来ます。
付箋機能
好きなページに付箋を貼ることが出来るので、後で見返すときに便利です。
購入した本が全てクラウドに残る
購入した本を端末から削除しても、全て自分のキンドルのクラウドに残っているので、いつでも無料でダウンロードが出来ます。
また一度購入した本を間違って再購入すると、既に購入済となり教えてくれて、買うことが出来ません。2重に買うリスクがありません。
キンドル電子書籍リーダー端末3種の比較
現在、アマゾンからはキンドル電子書籍リーダー端末は3種販売されています。
Kindle、
Kindle Paperwhite(Newモデル)、
Kindle Oasis
の3種です。
結局どの電子書籍リーダー端末を買えば良いかですが、答えは簡単と思います。
ノーマルのKindleはライトが付いてないので、買わなくて良いです。
活字(小説やビジネス本)を読むなら
Kindle Paperwhite (Newモデル)が良いと思います。画面は7インチで、ライトが内臓されているので、暗いところでも読みやすいです。防水なのでお風呂でも読むことができます。
価格
8ギガ(Wi-Fi のみ、広告付き)13,980円
32ギガ(Wi-Fi のみ、広告付き)15,980円
*広告はロック画面に出るだけなので、購入するなら、広告付きが安くて良いと思います。広告なしモデルはそれぞれ2,000円高いです。
活字だけ読む(漫画を読まない)なら8ギガで十分と思います。
Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi 、8GB(Newモデル)
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私は小説が40冊ほど入っている、8ギガのKindle Paperwhite(旧モデル)に漫画インベスターZをダウンロードしてみたところ、10冊程度しか入りませんでした。
恐らく漫画だけなら15冊、小説だけなら1,000冊程度入ると思います。
漫画インベスターZを読んだときは読み終えたら、読み終えた分を削除し、新しい巻をダウンロードして2回に分けて読みました。
削除しても一度買った本は自分のキンドルのクラウドに残っているので、いつでも再びダウンロード出来ます。
*他に接続がWi-Fi + 無料4Gのもの(191g)が有りますが、4G付きは必要が無いと思います。
無料4G付きですと、Wi-Fiが繋がらないところでも、本のダウンロードが出来ます。
漫画を読むなら
Kindle Oasisの32ギガ版(Wi-Fi のみ、広告付き)が良いと思います。価格は32,980円。
Kindle Oasis、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi、32GB
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- 発売日: 2017/10/30
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漫画用に作られているので、画面が7インチと大きく、漫画を読む際にページのめくりもスムーズです。もちろんライト付きで暗いところでも読めます。防水機能付きなので、お風呂で読書が出来ます。
漫画を物凄く読むなら、このKindle Oasisの32ギガ版が良いと思うのですが、時々漫画を読む程度なら、Kindle Paperwhite (Newモデル)の32ギガ版でも良いと思います。
注意!キンドルファイア
キンドルファイアと言う端末がありますが、キンドルファイアは電子書籍リーダーとは全く別のものです。
キンドルファイアは普通のアンドロイドのタブレット端末と同じで、ネットやメール、色んなアプリをインストール出来ますが、電子書籍リーダーのような特徴は無いので、読書には向かないです。
もう紙の本には戻れない
私はキンドルPaperwhiteを使うようになって、もう紙の本は読みたくありません。
この端末を使えば、本と楽に読書が出来ます。
読みたい本でキンドル化されて無い場合はかなり悲しいです。そう言うときは読むのを諦めます。
キンドル電子書籍リーダーのメリットで書いたように、海外在住で日本の本を買うことが出来ると言うのが最大の利点なのですが、日本へ戻っても紙の本へ戻ることは無いと思います。