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株式投資の解説と記録

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株式投資の方法 デイトレ・ファンダメンタル・グロース・ETF

今日は株式投資の色んな投資方法について書きたいと思います。

 

同じ株式市場を通じて行う株式投資でも、人によってやり方が全く違います。


株式投資をしたいけど、忙しくて株を見ている暇が無いと言う人が居ますが、投資手法によっては毎日見る必要はありません。

 

デイトレード


株式投資の未経験の人に株式投資をしていると話すと、「PCのモニターの前に座って常に株式チャートを睨んでるんでしょ?」と言う人が結構います。

 

株式投資の未経験者がこのように言うのは、デイトレードは直ぐに結果が出て、派手なので印象が強いからだと思います。


またデイトレーダーのパソコンにはモニターがいくつもあって、忙しそうに見えます。


昔の株式投資は電話で証券会社へ注文をしていましたので、技術的にデイトレードのような手法は出来ませんでしたし、手数料も高くて出来ませんでした。


現在は高速の回線と手数料の安さからデイトレードをする人が増えています。

 

デイトレートはざっくり言うと株式投資を完全にギャンブルと割り切ってお金を突っ込んでいます。外貨に投資するFXも同じ手法です。

 

買ったり、売ったりする企業がどんな事業内容なのかは詳しく知る必要もありません。


テクニカル分析と言うチャートの動きを読んで売買したり、突発的な事件などをチャンスと捉えて勝負をする手法です。

 

日本人でデイトレをる場合は日本株市場を対象にしている人が殆どです。

 

米国株市場でも良いかも知れませんが、手数料が高いですし、夜中にトレードをすると昼夜逆転生活になってしまいます。

 

以前テレビに出演していたB・N・F(ジェイコム男)さんや最近ではcis(シス)さんはデイトレ界では有名な投資家です。投資対象株は全ての株になります。

 

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

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成長株投資(グロース株投資)


この投資方法は企業の直近の将来性を見込んで株を買って数か月単位くらいで上がるのを待ちます。

 

市場環境や財務内容も見ますし、チャートも右肩上がりであることを重視します。

 

特に四半期(3か月)毎の企業の決算内容を重視し、成長が期待より低いとなると一斉に売られます。

 

最近ではフェイスブックやグーグル(アルファベッド)などはグロース株の代表的な銘柄です。

 

このような企業はどんどん売り上げを積み上げて、さらに事業を拡大していきますので、配当を出すことは少ないです。

 

投資家も企業には、配当より企業価値を早く上げて、株価を上げてくれるのを期待しています。

私も現在は成長株投資をメインにしています。

 

長期割安銘柄投資(ファンダメンタル)


オマハの賢人、ウォーレン・エドワード・バフェットが長期株式投資で世界一の投資家です。


将来にわたって成長を続けると思う株で、現在株価が本来の価値より割安で放置されている企業を探しして、株を買います。

 

何年か辛抱強く上がるのを待って利益を得ます。

 

私もバフェット氏について書かれた本を何冊か読み、バフェット氏が投資しているコカ・コーラなどの株を買って持っていたことがありました。

 

ただ資産を増やすには時間がかかりますし、私にような小額の手元で徐々に増やしても自分の資産に対するインパクトが小さいです。

 

私は現在はこの投資法をしていません。

 

またバフェット氏を尊敬してバフェット氏と同じ株を買うなら、バフェット氏が経営しているバークシャー・ハサウェイ株を買えば良いと思います。

 

スノーボール(改訂新版)〔上〕 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫)

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高配当株投資狙い(インカムゲイン)


高配当株投資(インカムゲイン狙い)は文字通り、配当をたくさん出す企業の株を買って、配当を得て、その配当で更に株を買い増す手法です。

 

P&Gやジョンソン&ジョンソンのような企業が投資対象になります。


私はこの投資手法委は手堅くて好きです。

 

但し、ある程度の資産を持っているか、長い投資期間を使える人でないと良い効果は得られません。


100万円を高配当株で資産を3,000万円に増やすには相当時間がかかります。


例として、25歳の人が毎月5万円を投資にまわし、少しずつ株を買いまして行くと20年や30年単位では良いかも知れません。

 

バカでも稼げる 「米国株」高配当投資

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ETF


ETF投資は株式市場全体に投資し、人々の経済活動を行えば経済規模が大きくなって、

それに伴い株式市場も大きくなると言う考え方です。

 

ただし日本のような経済成長が低い国のETFは期待できないと思います。

 

ETFを買うなら米国か世界を取り込んだETFが良いと思います。

 

ETF投資は高配当株投資と似ている点があります。

 

それは長期投資で時間をかけて買い増して、徐々に資産を増やす点です。

 

私はETFも好きです。大きな資産が出来かた米国のETFで運用したいと考えています。

 

以前ETFについて書いて記事がありますので、ご興味があればご覧ください。

投資信託(ファンド)はどれが良いか、やっぱりETF? - M Blog 株式投資物語

 

 

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

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投資信託(ファンド)


投資信託は株式投資をプロに任せて、投資の外注化をすることです。


投資信託でも良いものが有るかも知れませんが、あまりお勧めしません。

 

特に配当をよく出しているファンドは、儲けることができないから、元本を削って配当を出していたりします。

 

投資で増やすためにファンドを買ってるのに、配当で戻されても意味ないですよね。


投資信託を買うなら、ETF(インデックス連動型)の方が手数料も安いですし、平均して良い結果が出せると考えます。

 

最後に


日本でバブルまでは株式投資と言うと博打に近く、相場師の印象がありました。


相場師同士が仕手戦で勝負し、勝てば芸者を呼んで豪遊し、負ければすってんてんになります。


現代は株式投資のイメージはだいぶ変わって、B・N・F(ジェイコム男)さんのようにゲームのように株式投資をし、儲かってもカップラーメンを食べて、贅沢に興味が無い人が大きいます。

 

金融の世界は有アメリカ有名大学を卒業した高学歴の人たちが金融工学を駆使したり、AIを使って投資をしたりしてますし、有能な人から素人、くだらない詐欺師まで色んな人がいます。

 

色んな手法がありますが、株式投資を始める前には株式投資に関する本を読んで、まずは全体像を把握することから始めた方が良いと思います。