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絶食系男子となでしこ娘 (本の感想)

以前読んだ本「絶食系男子となでしこ娘」について感想を書きます。

 

本の帯には”アジアグローバルエリートと結婚する日本人女性が急増中”とあります。

 

急増と言うのは大げさかも知れませんが、以前と比べれば、出会いも多く、アジアの男性を結婚する日本人女性は増えていると思います。

 

【内容】
結婚は男性にとってイベント、女性にとっては生まれ変わりである。

 

なぜなら男性は結婚によってキャリアが変わることがない。

 

女性にとって結婚、出産は女性のキャリアに大きく影響し、現代の男女雇用期間均等法があっても現実的には男性社会であり、女性は結婚相手の男性の経済力によって、結婚後の人生が大きく変わるものである。

 

女性は結婚によって生まれ変わって上昇する”上昇婚”を求めて、男性には十分な経済力が結婚の条件でした。

 

戦後の右肩上がりの経済下では全ての男性の収入が右肩上がりだったので誰もが結婚が出来た。

 

しかしバルブ崩壊後、男性の収入が伸びない、それどころか現代の日本人若年男性は正社員にすらなれない人が多く出てきた。

 

女性の理想の結婚相手としての十分な経済力のある日本人男性は非常に少なくなった。

 

そんな中、恋愛に消極的な草食系男子ではなく、恋愛や結婚を諦めてしまっている絶食系男子が多く存在する。

 

30代前半の男性未婚率:47.3%
30代前半の女性未婚率:34.5%

30代後半の男性未婚率:35.5%
30代後半の女性未婚率:23.1%
*2010年国勢調査より

 

上昇志向の強い女性は、海外旅行や留学などのきっかけで外国人男性(アジア人)と結婚するケースが急増している。

 

毎年1万人近い日本人女性が海外で外国人男性と国際結婚をしている。人、物、金が国境を自由に行き来するグローバル化により外国人と接する機会が増えたからである。

 

一昔前は恋愛婚の日本人女性と欧米人男性、斡旋会社を通じた見合い婚の日本人男性と東南アジア女性との国際結婚のパターンであった。

 

しかし最近はアジアの経済成長に伴い、東南アジア女性が上昇婚を目指して日本人男性と結婚する意味が薄れてきている。

 

【感想】
生物学的には強いオスは自分の遺伝子を出来るだけ多く残そうとし、メスは出産出来るチャンスが少ないので出来るだけ良質な遺伝子を残そうとします。

 

戦いに負けた弱いオスは遺伝子を残すことが出来きません。

 

現代の日本にも同じような事が起こってるのでないかと思います。

 

経済が衰退して弱くなった日本人男性より、一部の日本人女性も経済発展して強くなっているアジアの男性を求めていると思います。

 

そう言えば、あるブログにも書かれていましたが、香港はアジア各国から高収入のエリートが集まってきているので、男性の恋愛市場はかなり過酷な競争があるようです。

 

反対に香港は女性にとっては物凄く有利な場所のようです。

 

女性が男性に求めるものは年収(お金)、男性が女性に求めるものは若さのようです。

 

こう言う世の中でしたら、男性はとにかくお金を稼ぐこと、女性は若いうちに良い男性を見つけて結婚しておいた方がいいですね。

 

いくら美人でも35歳を超えると、20歳代の女性には負けますよね。

 

 

絶食系男子となでしこ姫

絶食系男子となでしこ姫