平安保険は買い! ピーターリンチ指数で判定してみた
中国平安保険の2018年第4四半期の決算は未だですが、最近は中国本土の金融政策のお陰で、平安保険の株価は上げてきました。
今は買いなのか? 売りなのかをピーターリンチ指数で判定してみました。
ピーターリンチ指数
英語:PEG Ratio(Price Earnings Growth Ratioの略)
計算式:(利益成長率+配当利回り)÷PER(株価収益率)
指標の意味:成長株の株価の割高度を示します。
この指数は名前の通り、アメリカのファンド・マネージャー ピーターリンチが自身の著書に書いている成長株の判定手法です。
☑指数の基準
1以下:株価が割高
1.5:株価は普通
2以上:株価は割安(買った方が良い)
平安保険の現状
株価:83.30香港ドル
株価収益率(PER):13.924倍
配当利回り実績:2.159%
☑普通
2018年の上半期の増益33%が下半期も続くと仮定
計算式:(33%+2.159)÷PER13.924=2.52
判定:現在の株価83.30ドルは割安!
☑悲観視
2018年の上半期の増益33%が下半期は落ち、通期で20%増益とした場合
計算式:(20%+2.159)÷PER13.924=1.59
判定:現在の株価83.30ドルは普通!
2018年第4四半期の決算がまだ出ていませんが、ピーターリンチ指数では中国平安保険の株価は普通若しくは割安と考えられます。
まあこの計算で株価の正確な予測は出来ませんが、一つの参考指標として見ても良いかと思います。
成長している株は株価が高く買われ過ぎている可能性がありますので、このような指標で、高過ぎないかを確認しても良いと考えます。