世界時価総額ランキング 現在と30年前(日本のバブル期)
私が米国株と中国株への投資をおススメする理由は、この2か国の企業が世界の中で大きく成長しているからです。
成長を続けている国の株を買う方が、勝てる可能性は高いと考えています。
世界の時価総額トップ20の企業を、現在(2018年)と日本がバブルの真っ只中だった1989年で比較見てみたいと思います。
時価総額とは株式市場で企業が幾らの価値があるかと言う評価です。
計算式:時価総額=株価X発行株式数
*上記の動画は2019年12月7日に撮影しユーチューブにアップしました。
世界時価総額ランキング(2018年)
下記は2018年の世界の企業の時価総額上位20社です。
1:アップル
9,269億ドル(アメリカ)
2:アマゾン
7,778億ドル(アメリカ)
3:アルファベッド
7,664億ドル (アメリカ)
4:マイクロソフト
7,506億ドル (アメリカ)
5:フェイスブック
5,415億ドル (アメリカ)
6:アリババ・グループ・ホールディング
4,994億ドル(中国)
7:バークシャー・ハサウェイ
4,919億ドル(アメリカ)
8:テンセント・ホールディングス
4,913億ドル(中国)
9:JPモルガン・チェース
3,877億ドル (アメリカ)
10:エクソン・モービル
3,441億ドル(アメリカ)
11:ジョンソン&ジョンソン
3,413億ドル(アメリカ)
12:サムソン電子
3,259億ドル(韓国)
13:バンク・オブ・アメリカ
3,135億ドル(アメリカ)
14:中国工商銀行
3,110億ドル(中国)
15:ロイヤル・ダッチ・シェル
3,065億ドル(オランダ)
16:ビザ
2,951億ドル(アメリカ)
17:ウェルス・ファーゴ
2,653億ドル(アメリカ)
18:中国建設銀行
2,612億ドル(中国)
19:インテル
2,548億ドル(アメリカ)
20:シェブロン
2,481億ドル(アメリカ)
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32:トヨタ自動車
2,007億ドル(日本)
*上記ランキングの出典
The Statistics Portal
https://www.statista.com/statistics/263264/top-companies-in-the-world-by-market-value/
殆どが上位20社中、アメリカ企業が14社、中国企業が4社あります。
アメリカ企業は圧倒的に大きな会社が多いですね。
普通に日本で暮らしていても、毎日アメリカ企業のサービスや商品を使っていると思います。
このブログを見ている方も、アップル社のマック、iPhone若しくは、グーグル社のアンドロイドOS、マイクロソフトのWindowsを使って見ていると思います。
日本の企業では、トヨタ自動車が32位にランクインしています。
私の予測では中国企業で時価総額が大きい企業が、今後もっと多く誕生してくると思います。
まだ上場していないユニコーン企業がたくさん待ち構えています。
世界時価総額ランキング(1989年)
下記は1989年の世界の時価総額ランキングです。
1:NTT
1,638億ドル(日本)
2:日本興業銀行
715億ドル(日本)
3:住友銀行
695億ドル(日本)
4:富士銀行
670億ドル(日本)
5:第一勧業銀行
660億ドル(日本)
6:IBM
646億ドル(日本)
7:三菱銀行
592億ドル(日本)
8:エクソン
549億ドル(アメリカ)
9:東京電力
544億ドル(日本)
10:ロイヤル・ダッチ・シェル
543億ドル(英国)
11:トヨタ自動車
541億ドル(日本)
12:GE
493億ドル(アメリカ)
13:三和銀行
492億ドル(日本)
14:野村証券
444億ドル(日本)
15:新日本製鉄
414億ドル(日本)
16:AT&T
318億ドル(アメリカ)
17:日立製作所
358億ドル(日本)
18:松下電器
357億ドル(日本)
19:フィリップ・モリス
321億ドル(アメリカ)
20:東芝
309億ドル(日本)
*上記ランキングの出典
ダイアモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/177641?page=2
上位20社中、日本の企業が15社もランクインしています。
この頃は日本のバブル全盛期でした。
特に日本の金融機関が多くランクインしています。
今ではフィンテックに取って代わられて、支店やATMを減らそうと言っている銀行がこの頃は花形だったのですね。
インターネットの出現で高コストをかけていた金融サービスは運営方法が大きく変わったのですね。
今の時価総額1位のアップルが9,269億ドル、1989年の1位のNTTが1,638億ドルです。
規模が全然違いますね。
アップルの時価総額は、当時のNTTの約5倍もあります。
当時はインターネットが無い時代でしたので、企業がグローバルに活動をするにはかなりのコストがかかっていたし、世界へ出るには時間も非常にかかったと思います。
現在は当時より時価総額が大きくなっているのは、人々が資本主義経済で活動をすると富が増えて、世界全体の時価総額が膨らんでいくからだと思います。
このように世界に視野を広げて株式投資をすると、世界の経済成長に伴って、自分の資産も増やせていくことが出来ます。