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株の売却のタイミング 新高値の手法

株の売却のタイミングと新高値の手法について書きます。

 

以前書いた記事に対して、ブログを読んで頂いた方から質問を頂きましたので、私自身の考えも纏める意味でここに回答を書きたいと思います。

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アマゾンを売れなかった反省

私はこのブログに2019年1月6日に下記の内容の記事を書きました。

 

私がアマゾン株を2017年5月2日に943ドルで購入し、2018年9月4日には最高値の2,027ドル、その後2018年12月から大きく下げて、2018年12月18日に1,519ドルで持ち株の60%を売却してしまったと言う私の体験談です。

 

最高値から3か月で25%も下げて、そして売却しています。

 

対策として、新高値を更新後、新高値から10%下落した場合は売却する。

 

こうすれば最高値で売却することは出来ませんが、ある程度の高値は取れますし、大きく含み益を減らしてしますこともありません。

 

もし、最高値から10%下落して売却後に、株価が再び上昇し、最高値を再度更新したら、その時点で買い戻せば良いと思います。

 

2,027ドルの最高値から10%下落時点で売却していれば、1,825ドルで売る事が出来ていました。

 

以前の記事について詳しくお知りになりたい方は、以下のリンクからご覧ください。

www.m-invester.com

読者さんからのコメントの抜粋

「最高値更新後10%下落で売却」とありますが、この最高値とはこの1年での最高値なのか、自分が購入してからの最高値なのか、教えていただけないでしょうか?

 

私の回答

ホリさんへ

 

コメント有難う御座います。以下の通り回答いたします。

 

“高値”と言うのは、上場してからの最高値(新高値)ということです。

 

企業によっては必ずしも上場以来の最高値ではなく、企業のビックチェンジ(新業態、新製品、新規事業、新経営陣など)の波が現れてからの新高値のことを指し事もあります。

 

アマゾンの様に成長して、株価が最高値をどんどん更新している株の場合、上場以来の最高値を更新したのを確認して買って、さらに株価が上昇し再び上場以来の最高値更新、その後の高値から10%下落したら売ると言う事です。

 

高値更新で買う理由は、新高値を更新すると、含み損を抱えている人が居なくなるので、皆が楽観的になり株価が上がりやすくなると言う考えです。

 

例えば、88ドル→80ドル(この時に株を買おうと考えたとする)→85ドル→89ドル(上場以来の最高値更新、ここで買う)→95ドル→120ドル(最高値更新)→110ドル→108ドル(最高値の120ドルから10%下がったので、売る)と言う意味です。

 

私のアマゾンの事例の場合、2018年9月4日には上場以来の最高値の2,027ドルをつけたので、それから10%の下落をした1,825ドルの時点で全て売るべきだったと考えていました。

 

それでも昨日の終値は1,921ドルでしたので、今までずっと保有していれば元に戻っていますが、戻るまで我慢して保有する時間をかなり待たなければなりません。


もう一つ、一番重要と考えているのは、ロスカットのルールとして、買値から10%を下げた場合も、諦めてスパッとロスカットすることも大切と言う事です。

 

私の場合、京東を高値で買ってそのままズルズル下げてしまって失敗しています。

 

株価が再び戻すのではないか、ナンピンすれば良いのではないかと思って、ロスカットはなかなか精神的に辛くて私は苦手です。

 

このような投資方法は新高値ブレイクの成長株投資の手法です。

 

このような考え方は、投資家DUKE。さんの“新高値ブレイク投資術”と言う本に書かれています。

 

この投資方法(高値で買って更に高値で売る)は、元々はウィリアム・オニールの投資方法です。

 

私の投資仲間の一人がオニールの投資手法で良い結果を出していて、私も真似をしてみようと思ったのがきっかけです。

 

勝てるときには大きく買って、負けは小さくする。


1勝4敗でもトータルで勝てる投資としての考え方との事です。


纏めますと、

  • 企業のビッグチェンジの波があり、新高値の更新をしたら買う。
  • 買値から10%下げたら、ロスカットをする。
  • 新高値から10%下げたら売却する。
  • 集中投資をする。

となります。

 

私は本を読んでこのように書くのは出来るのですが、実際の投資では中々出来ていないのが実際のところです。

 

私は2003年から株式投資を始めて、トータルでは全然プラスですが、長期保有が良いと思い込んで単純にホールドだけし、せっかくの含み益をなくしてしまい、暴騰暴落に奔走させられてしまった事を反省しています。

 

成長する株に長期投資で長く持っていれば将来大きなリターンを得ると言うのも、有り得るとは思うのですが、自分には時間が無いですので、このような新高値の投資方法やロスカットの方法を取り入れていきたいと考えています。

 

株はホントに奥が深く、いつまでも満足することは無いですね。

1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術

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