ユーチューブを見ていて、Alphabet Inc. (GOOGL)に思う事
ユーチューブについて
ユーチューブのサービスは2005年に開始され、2006年にグーグルのユーチューブ買収をました。
ユーチューブは世界91カ国以上、80言語で展開し、ログインユーザー数は月間19億人、1日に10億時間の動画再生があるようです。
グーグルの親会社のAlphabet Inc.の2018年の売上高は1,368億ドルで、そのうち約10%の140-150億ドルがユーチューブの売上だと言われています。
Alphabet Inc.の時価総額は8,630億ドル。
Alphabet Inc.は決算書で正式にユーチューブの収益を公開しておらず、この140-150億ドルと言うのは推測です。
ちなみに、動画配信プラットフォームのNetflixの有料課金ユーザーは1.39億人で、2018年の売上は157億ドル、現在の時価総額は1,200億ドル。
ユーチューブの事業はこれから伸びる
米国でも日本でも若者はテレビ離れで、ネット動画を見るようになってきていますが、ネット動画を見る時間は今後もっと増えると思います。
スマホで動画が見ることが出来るようになって、移動中や隙間時間に動画を見ることが出来るようになりましたし、今後通信が5Gになればもっと動画が多用されるようになると思います。
ユーチューブはプラットフォームを準備しているだけで、動画コンテンツ自体はクリエーターが投稿するので、コンテンツを作る必要がありません。
美味しい商売だなあと思います。
一方AbemaTVはテレビ局と同じでコンテンツを作り続けないといけないので、製作コストがかかり、結局は製作コストをだれだけ掛けられるかと言う勝負になると思います。
日本でも吉本興業のタレントがユーチューブのチャンネルを開設したり、ジャニーズ事務所もユーチューブに進出してきています
ユーチューブの勢いは止まらないと思います。
私は中国に住んでいますので日本のテレビ番組は殆ど見ていません。
もし現在日本に住んでいたとしても、テレビをあまり見ていないかも知れません。
テレビ番組でもドキュメンタリーやビジネス系の番組には面白いものがありますが、ドラマやバラエティーは見ていて得られるものが少ないと思うからです。
最近はユーチューブをよく見るようになりました。中国ではユーチューブに接続ができませんので、VPNを通じてユーチューブを見ています。
特に投資系の個人ユーチューバーのチャンネル、マネックス証券のセミナー、企業の決算説明会などをよく見ています。
投資系でブログからユーチューブに進出している人たちも結構いて、皆さんプレゼンが上手だなあと感心しています。
私もブログの記事の代わりに、パワーポイントに自分のナレーション入れて決算レビューの動画をユーチューブに出してみようかなと思ったり、思わなかったりします。