再び米国債金利上昇でナスダックが少し下落(3月12日)
2021年3月12日は、香港市場でハイテク株指数のハンセンテックIndexは高く始まったのですが、どんどん下げて、マイナス2.13%と急落しました。
原因は、米国の国債の金利の上昇と中国政府による大手IT企業の独占禁止の取り締まり、アリババへの罰金の噂があったので、下がったと思われます。
ナスダックも先物から下げたいて、かなり大きく下げるのではないかと思っていましたが、下げ幅は縮小してマイナス0.59%で取引終了となりました。
ただ、米国債の金利が1.625%まで上がっていますが、ナスダックの下落の反応は小さく、市場も慣れてきたように感じます。
3月、4月は株価h上下しながら、徐々に上に向かっていくと考えています。
ナスダックは動かず(3月10日)
2021年3月10日のアメリカ市場は、ダウが史上最高値を更新しました。
ナスダックは微妙に下げましたが、前日に大幅反発があったので、下がらないだけ良かったと思います。
ナスダックが上げていくには、時間はかかりそうです。
ただ直近の底打ちはしたと思っています。
中国IT株2倍レバETFのCWEBは、前日に爆上げしていましたが、日中の香港市場のハンセンテックindexはそれほど上昇してなくて、予想通りCWEBは6.68%下げました。
ハンセンテックIndexとCWEBの構成銘柄や比率は正確には違いますが、それぞれの大部分をしてている銘柄はテンセント、アリババなどが占めているので、値動きがある程度似てくると思っています。
昼間に香港のハンセンテックIndexを見れば、その夜の米国のCWEBの動きが予測できると考えています。
まだ現金がありますので、下げたらTQQQを買いに向かいます。
この時期にハテク株レバレジETFを買う理由
昨夜もナスダックが酷い下げでした。
中国IT株の2倍レバレッジETFのCWEBをナンピン買をして眠りにつきましたが、朝起きてみたら、更に下げていました。
ナスダックよりも中国IT株の下落の方が厳しいです。
他にナスダック100の3倍レバTQQQも少しだけ買い増しをしました。
ハイテク株の状況
金利上昇に伴って、ハイテク株が売られてオールドエコノミー銘柄、バリュー株が買われている展開です。
特に期待だけで2020年に買われてきた、利益を出していない、実績のないハイパーグロス株はメタメタに売られています。
同時に大型のグロース株であるナスダック100の銘柄も売られています。
金利が高い時にはハイテク株は弱いと言うのは分かりますが、GAFAMのようにきちんと利益を出しているグロース株は、今後もずっと成長していきますし、株価も戻っていくと考えています。
TQQQとCWEBを買う理由
含み損を抱えながらも、TQQQとCWEBを買い向かっている理由ですが、3月中にはハイテク株の下落は止まって、再びGAFAMやテンセント、アリババなどが買われると考えているからです。
また、これらのハイテク銘柄が直ぐに買い戻されなくても、GAFAMや中国IT株は成長を続けていますので、長期で見ると再び最高値を超えていくと考えています。
仮にGAFAMがダメになっても、ナスダック100の他の銘柄が成長し、ナスダックを牽引していくと考えています。
現状のマーケット環境でどの個別銘柄が良いかの判断は難しいと思て、今は指数を買って勝負しようと思います。
またこのような下落チャンスは多くは無いと思いますので、多少危険な賭けではありますが、レバレッジをかけてみます。
ナスダックはバブルで、悲惨な崩壊をするのか?
私は現在、ナスダック100や中国IT企業のレバレッジETFのポジションを持っています。
2月末からこのブログを書いている現在もまだ下落が続いていますが、この下落はある程度したら、3月中旬か下旬には再び上げていくと思っています。
現状、ナスダックはダウやSP500より弱いですが、長期で見ればアウトパフォームすると考えています。
ただし私の思惑が全くの見当違いで、2000年のドットコムバブルのような崩壊があれば、私のポートフォリオは悲惨なことになりそうです。
2000年のドットコムバブルの悲惨さ
過去のデータを見ると、2000年のドットコムバブルのナスダック総合指数の最高値5,048.62ポイントです。
ナスダックは、2000年にはマイナス39.29%、2001年にはマイナス21.05%、2002年にはマイナス31.53%と下落し、最安値の2002年のには1,114.11ポイントまで下落しています。
バブル崩壊後、2000年の最高値5,048.62ポイントまで戻るのは、2015年の最高値5,218.86ポイントをつけた時でした。
元に戻るのに、約5年間も要しています。これは悲惨です。
2000年のドットコムバブルの異常な株価
上記のチャートはダウとナスダックの株価推移です。
2000年にはナスダックはダウに対して大きく乖離して上昇しています。
ちょっと気になるのは、現在の2021年もナスダックはダウに対して、大きく引き離して上昇しています。
ナスダックPER(株価収益率)
ダウとナスダックの株価の乖離を見ると、ナスダックは異常に高いように見えますが、株価収益率の推移を見るとめちゃくちゃ高いわけではなさそうです。
現在のPERは25倍程度です。
2000年のナスダックのPERと比べたいですが、データがありませんでした。
データが見つかり次第、リライトします。
ナスダックのレバレッジETFは長期投資に向いている
レバレッジETFは、レンジ相場で減価するとか、長期投資に向いていないとか言われていますが、米国の長期で成長する株式市場に連動するようなETFのレバレッジは、長期で持つ方が有利だと思います。
レバレッジ5年と1年のパフォーマンスを確認してみました。
黄 CWEB(中国IT2倍レバ)
緑 ARKK
青 TQQQ(ナスダック100の3倍レバ)
鶯 SOXL(半導体3倍レバ)
5年間パフォーマンス
1年間パフォーマンス
この5年間でみると半導体の3倍レバレッジのSOXLがパフォーマンスは一番良いですが、半導体は景気サイクルに大きく左右されるので、長期で見るとどうなるか不安があります。
それでも現状は世界的に見て、5Gや自動運転、IOTなど、半導体の需要は増すばかりだと思います。
長期に渡ってのパフォーマンスと将来の成長性なら、ナスダック1000の3倍レバレッジのTQQQが良いかと思います。
TQQQのパフォーマンス
1か月 マイナス16%
3か月間 1.88%増
1年間 年率112.7%増
3年間 年率46%増
5年間 年率61%増
10年間 年率46%増
*直近1年間のパフォーマンスが異常に良いのは、コロナショックからの復活で2020年の株式相場がテック企業を中心に、異常に良かったからだと思います。
TQQQはリーマンショックの前には未だ設定されていなかったETFです。
リーマンショックの時はどうなの?と気になりますね。
2倍レバのQLDの長期チャート
2倍レバレッジのQLDはリーマンショック前の2006年7月からのデータがあります。
これを見ると、リーマンショックの際、2008年の高値から元に戻るには、4年間ほど要しています。
リーマンショック級の下落が来て、4年間も含み損を抱えるにはかなり苦痛だと思います。
リーマンショック以降の下落では、1年も耐えれば、株価は元に戻っています。
このようなリスクを避けるには、分散して買うか、定期積立で買う方法があると思います。
私の場合は、下落時の追加購入用のキャッシュを常に保存し、下落時に買い向かおうと検討中です。
ただ現金の比率、何%下落で買うのかなど、これをルール化するのは非常に難しい所です。
長期で上がると思うなら、ひたすら我慢のガチホも良きかなあとも思います。
2021年3月5日(金)の相場
2021年1月の雇用統計の発表があり、乱高下はしたが、朝起きてみるとナスダック総合指数はプラスでした終えていました。
来週から状況ががらっと変わって、ナスダックが上昇してくれればいいですけどね。
ポートフォリオ確認(米国株・中国株)レバレッジ多め
2021年2月末から、コロナ後の経済の再開期待で金利が上昇し、米国のハイパーグロース株を中心にハイテク株の下落が続いています。
テスラやARKのETFの下げが相場全体を象徴していると思います。
中国株のIT株もかなり売り込まれて、ハンセンテックIndexも結構下がりました。
これを機に、私のポートフォリオの比率を変えました。
2021年の相場の大きな見立て
①グロースからバリュー株へのローテーションが起こっているが、再びグロース株に資金が入り、2021年年末にはGAFAMのような優良大型株を中心に、ナスダックは最高値を更新していると思います。
ただし、業績の伴っていないハイパーグロス株は、昨年の様には伸びない。
②中国IT株も伸びる
ポートフォリオの戦略
現在のナスダックの下落はどこが底か分からないが、必ず反転して最高値を越えて行くと思います。
今までのナスダックの実績、市場の資金量、世界中のデジタル化を見ても、このまま下がっていくとは思えません。
特にGAFAMを中心にナスダックが上昇すると思うので、ナスダック100に連動するレバレッジETFの比率を増やすことにしました。
ナスダック100の構成銘柄トップ10
個別株も継続保有しています。
ポートフォリオの内容
アリババの割合を減らして、代わりに中国IT企業の2倍レバレッジETFのCWEBを増やしました。CWEBはアリババもテンセントもカバーしているETFです。
まだ現金があるので、ナスダックの状況をみながらTQQQを更に増やす予定です。
*ここで言うレバレッジETFは、ロングポジションのETFです。
レバレッジETFは、レンジ相場で減価や長期投資には向いていないと言われていますが、私はむしろ、レバレッジETFは長期で保有の方が良い。
ボラが高い(価格変動が大きい)ので、短期で売買するのは非常に難しいと思います
下記はこの約20年間のナスダック100連動ETFの値動きです。
青線:QQQ(ナスダック100連動ETF レバ無し)
緑線:QLD(ナスダック100に2倍レバレッジ)
黄線:TQQQ(ナスダック100に3倍レバレッジ)
買った直後に、暴落が来たらどうするか、と言う問題は確かにあります。
ただこの5年間を見てみると、もし買った時が最高値だったとしても、約1年保有すれば買値を上回っています。
下記はこの5年間のナスダック100連動ETFの値動きです。
青線:QQQ(ナスダック100連動ETF レバ無し)
緑線:QLD(ナスダック100に2倍レバレッジ)
黄線:TQQQ(ナスダック100に3倍レバレッジ)
目先の暴落は読めないので、分散して買っていくのが硬いと思いますが、私は今回の下落がチャンスと思って、数日に分けて買いを入れました。
ARKのETFを精算した現金がありますので、来週以降にTQQQを更に買うかもしれません。
*レバレッジETFについては、カガミルさんが非常に詳しく検証されています。